[投稿日] 2016/11/24
オートロックの鍵を手動のシリンダーに交換したい
ご依頼・ご要望の詳細
現在、玄関の鍵がオートロックの為、自動で鍵がかかってしまうので、それをごく一般的な手動式の鍵に変えたいとのご要望でした。オートロックといっても、さまざまなものがありますので、まず現場にお伺いし、現状を確認させて頂きました。
すると、miwaのTK4Lらしきものがついており、これの自動施錠タイプということが判明。扉が閉まると自動で施錠状態になります。これを自動で鍵がかからないようにすることが今回のご依頼でした。
施工の詳しい内容
まず、錠前をLATからLAに変換します。
フロントサイズはほぼ一緒ですので、特に加工は不要です。穴隠しのエスカッションを付けて、シリンダーとサムターンを取り付け、レバーを取り付けます。さらに隠し切れない穴を別のエスカッションを使用して隠して完了です。
今回は錠前をLATからLAに交換し、TK4L本体はすべて撤去しました。当初、手動式の錠前に変えれば、TK4Lの本体はそのまま残せると考えていましたが、よく見ると本体内側にサムターンが無いタイプでしたので、この方法では、内側から施錠できません。
ですので、LAに取り替え、既存の穴はエスカッションで上手く隠すことでお客様のご要望にお答えしました。
お客様のご感想
綺麗に仕上げてくれてありがとうございました。 鍵もディンプルタイプが良かったので、希望通りの出来ばえです。
担当したスタッフより
自動施錠機能をなくしたいという、珍しいご要望でした。ご年配のお母様がしばしば鍵を持たずに扉を閉めてしまうそうです。SECOMのロゴの入ったTK4Lで、純正miwaのものと仕様が違うのかどうかわかりませんが、無事に完了できいい経験をさせて頂きました。