【刻みキー】は子鍵の片側あるいは両側がギザギザになっている鍵です。
シリンダー(鍵穴)のタイプとしては3種類あり、下記のような鍵穴と子鍵がセットになっています。ディスクシリンダーは古い戸建てや公団に多く、使用年数が20年を超えるものが多いと言えます。
ピンシリンダーもディスクシリンダー同様に古くからあるシリンダーですが、すべてのピンシリンダー錠が「古い」というわけではありません。
特に新しいものはピッキング対策が施されていることから、適度な防犯性能で良い場所では比較的よく見られるシリンダーだと言えるでしょう。
ロータリーディスクシリンダーは廃番になったディスクシリンダーの後継種で、美和ロックのU9(ユーナイン)、あるいはUR(ユーアール、廃番)といった鍵が該当します。
これらの鍵であれば、鍵穴の形状に合わせてキーを削り、スムーズに回るよう微調整します。
子鍵の表裏側面にくぼみがある鍵のことを【ディンプルキー】と言います。
最近では玄関鍵として主流になってきたシリンダーですが、大きくわけて登録制のものと非登録制の2つのタイプがあり、登録制をとっているシリンダーの子鍵は登録している持ち主本人がメーカーに発注する必要があります。
非登録制のもの、特にGOALのV-18やWESTのリプレイス916,917といったディンプルキーは専用のキーマシンがあれば鍵を削って作成することが可能です。
カバエースはドルマカバ社唯一の非登録制ディンプルキーですが(鍵番号が「PG」あるいは「PJ」で始まります)、Kaba Ace 認定店(dormakaba クラブ)でなくては削ることができません。メーカーへ直接スぺアキーを発注するのがおすすめです。
すべてディンプルキー専門のキーマシンで鍵を切削し、扉の鍵穴でなめらかに回るよう調整をします。
ウェーブキーは玄関鍵としては珍しく、主に自動車の鍵として90年代から普及し始めました。
子鍵に細長い、波打った溝が入っているのが特徴で、ウェーブキーという名称はこの溝の形からきています。
玄関鍵としてこのピッキングに強い機構を取り入れているのは、ユーシン・ショウワのWXシリンダーとKAKEN(家研販売)のベルウェーブキーで、鍵足の真ん中付近に溝がある【内溝】タイプのウェーブキーとなります。
ウェーブキーの切削には専用のキーマシンが必要になりますので、ご入用の際はぜひお問い合わせ下さい。
鍵作成(ブランクキーなど部品代を含む) |
刻みキー |
¥16,500 |
刻みキー(ピッキング対策済) |
¥19,800 |
ハイセキュリティキー |
¥19,800 |
特殊キー |
¥33,000 |